主要AI 4サービスのプライバシー・セキュリティ比較

4サービスをプライバシー・セキュリティの観点で比較しました。ポイントをまとめます。

学習への利用(無料版)
ChatGPT
OpenAI
デフォルト学習あり
無料版
デフォルトでモデル改善に使用。設定でオプトアウト可能。
有料版
Team / Enterprise以上はデフォルトで学習対象外。
一時チャット
あり(履歴・学習に含まれない)
Gemini
Google
オプトアウト困難
無料版
人間レビューあり。オプトアウトが複雑(myactivity.google.com)。
有料版
Workspace版はエンプラ保護適用、学習・人間レビュー対象外。
注意点
Workspaceでも無料Geminiアプリ利用時は学習対象になる場合あり。
Claude
Anthropic
2025年9月〜変更
無料・Pro版
2025年9月28日からデフォルト学習ありに変更。オプトアウト可能。
有料版
Team / Enterprise / Bedrockはデータ所有権が明確、学習対象外。
注意点
フィードバック送信時は学習対象になる場合あり。
NotebookLM
Google
学習なし(設計上)
無料・個人版
アップロード資料・対話内容ともにAI学習に使用しない設計。
法人版
Google Workspace版で管理ログ・アクセス制御が強化。
注意点
個人版でフィードバック送信時は人間レビューの可能性あり。
セキュリティ・データ保護
SOC 2準拠
暗号化
通信・保存ともに暗号化。
データ保持
履歴は無期限保持(手動削除まで残存)。
企業向け
Enterprise版でテナント分離・ゼロデータ保持オプション。
Googleインフラ
暗号化
Googleのインフラで通信・保存を暗号化。
データ保持
オフ設定でも最大72時間は会話を保存。
企業向け
Vertex AI(Google Cloud)経由でEnterprise契約が堅牢。
SOC 2準拠
暗号化
通信・保存ともに暗号化。
データ保持
不正利用検出のため一定期間サーバ保存あり。
企業向け
Amazon Bedrockまたは直接APIで高いセキュリティ制御。
機密文書向きの設計
暗号化
Googleインフラで保護。
共有管理
リンク公開の権限設定が重要(ヒューマンエラーに注意)。
企業向け
Workspace版で監査ログ・管理コンソール対応。
機密情報利用時の推奨プラン
個人
設定→データ管理でオプトアウト
法人
Team(月$30〜)またはEnterprise
個人
myactivity.google.comで制御
法人
Workspace Business+以上またはVertex AI
個人
設定でオプトアウト(2025年9月以降)
法人
Team / Enterprise / Bedrock
個人
無料版でも学習なし(設計上)
法人
Google Workspace版で管理機能強化

⚠ 共通の注意点:どのサービスも「フィードバック送信」「明示的なデータ提供」を行った場合は学習対象になる可能性があります。機密情報を含む場合は法人向けプランを選択し、各社の最新プライバシーポリシーを随時確認することを推奨します。情報は2026年6月時点。

学習利用のしやすさ(安全な順)

NotebookLM が最も安心で、アップロードした資料や対話内容がGoogleのAIモデル学習に利用されない設計となっています。個人・法人問わず、設定変更不要でこの保護が適用されますMoney Forward

Claude は2025年9月28日からデフォルトで学習利用する方式に変更されており、以前の「プライバシー重視」から他社と同様のオプトアウト方式に移行しました。 Klammer

ChatGPT は無料版・Plus版ではデフォルトで入力データが保存され、モデル改善のために使用される可能性がありますが、設定変更でオプトアウトできます。 Klammer

Geminiは無料版では、明確なオプトアウト設定が困難なのが現状で、Gemini for Google Workspaceライセンスをお持ちのユーザーはデータがモデルトレーニングに使用されず、人の目による審査も行われません。 KlammerKlammer

法人・ビジネス利用のポイント

業務利用なら企業プラン一択。ChatGPT Team/Enterprise、Claude Team、Gemini Workspace、Microsoft 365 Copilotはデフォルトで学習無効・テナント分離・SOC 2準拠を提供しており、月額数千円の差で大きなリスク低減になります。 Qubio

共通の注意点

フィードバックとして明示的に提供した場合は、トレーニングに利用される可能性があるため、機密情報を含む場合は送信前によく確認しましょう。

仕事用に安全寄りにするなら

  1. 「すべてのユーザー向けにモデルを改善する」をオフ
  2. 顧客名・担当者名・メールアドレスは伏せる
  3. パスワード・認証コード・クレカ番号は絶対入力しない
  4. 必要な場合は必ず個人情報をフィルタリングしてから相談

伏せなくてよいこと・伏せた方がよいこと

項目扱い
業務内容出してよい
料金方針出してよい
WordPress、ConoHa、Googleなどのサービス名出してよい
顧客の実名できれば伏せる
担当者の実名伏せる
メールアドレス伏せる
電話番号伏せる
住所伏せる
契約金額・請求額必要なら出してよいが、顧客名とは分離する
パスワード・認証コード絶対に入れない

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